国内

ポーラレディ美容座談会 「眉毛は流行より自分に合う形に」

左からポーラショップのBDの柳田さん、今井さん、飯田さん、福山さん

 平塚周辺のポーラショップ(大手化粧品メーカー・ポーラのショップ)の平均売り上げは、月間平均200万円程度だが、飯田芳子さん(85才)がショップオーナーを務める平塚西口店は平均を大きく上回り、250万円に達する。それを担っているのは、高齢のBD(ビューティーディレクター)たち。このショップでは60才以上の女性が10人も働いているが、皆昨日今日入ってきた人たちではない。長年飯田さんと共に、その美意識を共有してきた盟友だ。

 働き始めて45年、同店売り上げNo.1を誇るBDの福山恭子さん(78才)、20年間、農業をやりながら仕事を続けてきた今井小夜子さん(61才)、ショップの事務スタッフの柳田千鶴子さん(69才)ら、飯田さんと気の置けない仕事仲間が美容について語り合った。

飯田:パーツでいうと、眉毛の形で表情や印象も変わりますから、眉毛のお手入れやメイクは特に大事だと思います。

今井:流行はありますが、高齢になれば、流行よりも自分に似合う眉毛の形を見つけることがいちばんなんです。

福山:それでも基本形はありまして、3分の1上げて、3分の1下げる。これが基本です。眉頭から3分の1上げてトップは平らに、目尻の3分の1は下げる。これを心がけてください。かなり印象も違ってくると思います。

柳田:年を重ねた人は、眉頭を少し太めに描くと、若々しくなります。眉毛の扱いはとにかく丁寧に。いい加減にやると、いい加減な顔にしかなりません。どのパーツも流行よりも、ベーシックなやり方を大切にした方がいい。それはスキンケアにもいえることです。

今井:私は毎日、農作業に出かけますが、やはり日焼けはいくつになっても気になります。今日は焼けたな、と思うときは、洗顔してまず保湿。徹底した保湿をします。化粧品を販売する側が、シミがいっぱいある顔をしていたら説得力がないですものね。日焼けしても、きちんとケアすれば大丈夫です。

福山:あとは食事が大事ですよね。いい加減なメイクをしていたらいい加減な顔にしかならないように、中からの活性化も大事。食生活に気を使うとともに、摂取できない分は健康食品を使うのもいいのではないでしょうか。

飯田:皆さん、もう少し頑張って働くためにも食事をしっかりとって、明日からまた頑張りましょう!

※女性セブン2017年9月21日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
イエローキャブの筆頭格として活躍したかとうれいこ
【生放送中に寝たことも】かとうれいこが語るイエローキャブ時代 忙しすぎて「移動の車で寝ていた」
NEWSポストセブン
伊藤沙莉は商店街でも顔を知られた人物だったという(写真/AFP=時事)
【芸歴20年で掴んだ朝ドラ主演】伊藤沙莉、不遇のバイト時代に都内商店街で見せていた“苦悩の表情”と、そこで覚えた“大人の味”
週刊ポスト
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
伊藤
【『虎に翼』が好発進】伊藤沙莉“父が蒸発して一家離散”からの逆転 演技レッスン未経験での“初めての現場”で遺憾なく才能を発揮
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン