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《新型iPhoneが発表》新機能へワクワク感高まるも「型落ち」でも充分?石原壮一郎氏が解説する“最新機種”に惑わされない方法

最新機種に惑わされない方法とは(写真/イメージマート) 

最新機種に惑わされない方法とは(写真/イメージマート) 

 新型iPhoneの発表に沸くユーザーも多いが、過去の「新型iPhone」だってその時々で衝撃とワクワクを与えてくれた。コラムニストの石原壮一郎さんが新型の魅力を紹介しつつ、iPhoneの進化を振り返る。

 * * *
 毎年秋に登場する「新型iPhone」は、平穏な日常に適度な刺激と興奮を与えてくれます。10日、Appleは「iPhone 17」など最新シリーズの詳細を発表しました。12日には販売予約の受付もスタート。19日の発売後には、またひとしきり盛り上がることでしょう。

 まあ、実際のところどんなスマホを持っても、人生が大きく変わることはありません。小さくも変わりません。しかし「新型iPhone」は、それを持つと自分の能力が飛躍的に向上し、人生の可能性が無限に広がったような気にさせてくれます。周囲から羨望や尊敬の視線を向けられるような気にもなれます。

 その手の錯覚や幻想を抱かせてくれるのが、iPhoneの最大の特徴でありメリット。さっそく最新型のiPhoneに飛びつこうと思っている方は、せっかくのご利益を存分に味わってください。「割高」と言われることも多いiPhoneですが、その手の錯覚や幻想を素直に抱くことができれば、けっして高い買い物ではない……はずです。

10年前の新型iPhoneはどんな「最新機能」でどんな夢を抱かせてくれたか

「唯一変わったのは、そのすべて。」

「次世代のMulti-Touch。」

「12メガピクセルの写真。4Kビデオ。Live Photos。色あせない思い出。」

「A9。スマートフォン史上、最も先進的なチップ。」

「より速い4G LTE。より速いWi-Fi。」

 ああ、なんて胸躍るコピーでしょう。Appleによる「新型iPhone」の紹介ページで見つけた文言です。ただ、お気づきのとおり、現在の「新型」ではありません。ちょうど10年前、2015年9月に発売された「iPhone 6s」のものです。

「6s」は「3D Touch」に対応した「次世代型」のタッチパネルの搭載や、カメラの画素数が大幅にアップしたことがウリでした。ディスプレイは4.7型で1334×750ピクセル(Plusは5.5型で1920×1080ピクセル)。ストレージは16GB、64GB、128GBの3種類。価格はそれぞれ8万6800円、9万8800円、11万800円(Apple公式サイト、税別)でした。

 スマホの普及率は、「6s」が発表された2015年に5割を突破。「スマホの進化」に対する期待やワクワク感は、どんどん高まっていました。今見ると素朴な数字が並んでいますが、発表を見た人の多くが「おお、すげえ!」「ついにここまで!」など、大きな驚きと感動を覚えたであろうことは想像に難くありません。

 ちなみに最新の「iPhone 17」の無印は、アウトカメラは2基とも48メガピクセル、インカメラは18メガピクセル。インカメラで自分を映しながらながらアウトカメラでも動画を撮れる「デュアルキャプチャビデオ」に対応しているのがウリです。

 ディスプレイは6.3型。何ピクセルかはもはや重要ではないようで、公式サイトを探しても見つけられません。3,000ニトのピーク輝度だったり最大120HzのProMotionだったりするそうで、よくわかりませんがきっとすごいのでしょう。

 ストレージは256GBと512GBで、価格はそれぞれ12万9800円と16万4800円(Apple公式サイト、税込)。「6s」に比べると、ベースのタイプのストレージは16倍でカメラの画素数は4倍ですが、値段はそこまで高くなっていなくて何よりです。いや、そういう問題じゃないですね。

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