試練を迎えた大谷翔平と真美子夫人 (写真/共同通信社)
9月8日(日本時間、以下同)の試合で2打席連続ホームランを放った大谷翔平(31才)は、勝利した試合の余韻に浸る間もなく、足早に自宅があるロサンゼルス行きのチャーター機へと乗り込んだ。この日は敵地での6連戦を終えて約1週間ぶりの帰宅。日々成長する幼い娘に会いたいのはもちろんのこと、気持ちがはやるのにはほかの事情もある。
「最近の大谷選手は、自宅に残した妻の真美子さんを気にかけることが増えたそうです。どうも、ハワイ島の高級別荘地開発プロジェクトを巡って、広告塔の大谷選手と代理人のネズ・バレロ氏(62才)が開発業者らから損害賠償を求めて提訴されたことが影響しているようです」(在米ジャーナリスト)
バレロ氏は8年前に大谷がメジャー挑戦したときから代理人を務める人物で、結婚後は真美子夫人のサポートにも尽力。ドジャースタジアムで試合を観戦する際には頻繁に帯同し、プライベートでも家族ぐるみのつきあいがある。アメリカ暮らしが2年に満たない真美子夫人にとって、バレロ氏は心強い存在だ。
「ハワイの案件は、バレロ氏が大谷選手に話を持ち掛けて進行していたとされています。真美子さんも大谷選手と現地を訪れ、その様子が販売会社のホームページに掲載されたこともあった。
訴訟を受け、“ショウヘイは詐欺師に狙われている”と報じた現地メディアもありました。大谷夫妻に対してバレロ氏は釈明したそうですが、真美子さんは彼に全幅の信頼を置いていただけに大きなショックを受けているようです。責任感の強い真美子さんですから、優勝争いを続けるチームに水を差してしまったとも感じているのか、選手のパートナーらが集う“夫人会”への参加も躊躇する状態だと聞いています」(前出・在米ジャーナリスト)
そうしたなかで、今年4月に生まれた長女との生活も変化しつつある。
「生後5か月は離乳食が始まるなど、育児の負担が増えるタイミングとされています。大谷選手は月の半分近くを遠征先で過ごすので、真美子さんは慣れない育児にひとり戸惑うこともあるようです。夫人会に出られず、“ママ友”も増えない状況で、孤独感に苛まれることもあるのだとか。結婚2年目の試練を迎えている真美子さんのもとに、大谷選手は遠征先から少しでも早く戻りたいのでしょう」(前出・在米ジャーナリスト)
ロス滞在時の大谷は、時間が許す限り家族との時間を大切にしている。
「今年の夏は自宅のプールに家族で入ったり、屋外のテラスで食事をしたりして楽しんでいました。2023年のWBCで共に戦ったラーズ・ヌートバー選手(28才)が8月下旬に公開されたポッドキャスト番組で、“ショウヘイが約束した食事に来られなかった”と明かしました。体調を考慮しての予定変更だったようですが、家族を優先したい気持ちもあったのでしょう」(前出・在米ジャーナリスト)
競った展開が続くシーズンの最終盤に、思いがけない試練が夫婦を襲っている。
※女性セブン2025年9月25日・10月2日号