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2017.09.16 16:00  週刊ポスト

うっかりミスでも「反日企業」レッテル貼られる状況

ネットニュース編集者の中川淳一郎氏

 ミスをしない人間はいない。ところが、他人のミスを許せないという態度を取る人が、ネット上にはとても多い。妄信的な人々による勝手な正義感によって、これまでどのようなことが起きたのか、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏が彼らによって建てられた「墓標」を振り返った。

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 島根県のHPから一つのページが削除された。それは島根県内の交通手段を韓国人向けに紹介するページで、鉄道路線や船の航路、地名などがハングルで記述されていた。この中に「日本海(東海)」という記述があったのだが、これを問題視するメールが送られてきて、2006年から公開されていたこのページが削除されたのだ。

 この「日本海」「東海」論争については、2004年に国連が公式文書では「日本海」を使うと決定し、国際的には決着を見ている。

 島根県の担当者も深い考えもなく、韓国人の便宜を図るためにより分かりやすい表記を心がけたということだろうが、これを政治的論争と捉えた人もいたということだ。

 このページを見てみると、本州からの渡航ルートとともに隠岐諸島は描かれているが、竹島は描かれていない。ルートがないから記載していないという理屈が通るが、政治的な意図がある人物からすれば、「竹島も地図上に記し、『韓国の実効支配によりルートなし。本当は島根県に所属』と書くべきだ!」と言いたくなるかもしれない。

 竹島をスルーした件については余計な政争に持ち込みたくないという「大人の判断」をそもそもしていたということだろう。

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