芸能

『直虎』の菅田将暉 独特の衣装、「喜怒哀楽」で存在感

『直虎』での演技が光る菅田将暉

 NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』に、井伊直政こと虎松役で出演している菅田将暉(24)。後半のキーマンを演じる菅田は時代劇初挑戦だが、その演技力には光るものがある。時代劇研究家でコラムニストのペリー荻野さんが、新旧の「若君」について紹介しながら“菅田虎松”の魅力について解説する。

 * * *
 そんなわけで、いよいよ井伊家の跡取り、虎松(菅田将暉)の活躍が始まった『おんな城主 直虎』。“菅田虎松”は、登場2回目でいきなりやってくれました。

 久々に直虎(柴咲コウ)らと再会し、「楽」しそうな虎松。徳川家康(阿部サダヲ)に面会し、「井伊万千代」の名前をもらうと井伊家を再興させられると「喜び」で顔がキラキラ。しかし、希望職種の「小姓」ではなく、下働きの「草履番」にされ、「怒り」心頭。

 家康を「くされ子狸!!」と罵り、殺すとか狸汁にするとかわめきつつ、現実の厳しさにちょっぴり「哀しく」涙…。たった1話の中で喜怒哀楽のすべてをむき出しにするって。いくらなんでも自分の雇い主を狸汁って。これほど感情がわかりやすい「若君」も珍しい。

 今、NHKにはもうひとりの「若君」が登場している。土曜時代ドラマ『アシガール』の羽木家の若君・忠清(健太郎)だ。

関連記事

トピックス

手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《「ダサい」と言われた過去も》大谷翔平がレッドカーペットでイジられた“ファッションセンスの向上”「真美子さんが君をアップグレードしてくれたんだね」
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《小室圭さんの赤ちゃん片手抱っこが話題》眞子さんとの第1子は“生後3か月未満”か 生育環境で身についたイクメンの極意「できるほうがやればいい」
NEWSポストセブン
『国宝』に出演する横浜流星(左)と吉沢亮
大ヒット映画『国宝』、劇中の濃密な描写は実在する? 隠し子、名跡継承、借金…もっと面白く楽しむための歌舞伎“元ネタ”事件簿
週刊ポスト
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
【独占インタビュー】お嬢様学校出身、同性愛、整形400万円…過激デモに出没する中核派“謎の美女”ニノミヤさん(21)が明かす半生「若い女性を虐げる社会を変えるには政治しかない」
NEWSポストセブン
山本アナ
「一石を投じたな…」参政党の“日本人ファースト”に対するTBS・山本恵里伽アナの発言はなぜ炎上したのか【フィフィ氏が指摘】
NEWSポストセブン
今年の夏ドラマは嵐のメンバーの主演作が揃っている
《嵐の夏がやってきた!》相葉雅紀、櫻井翔、松本潤の主演ドラマがスタート ラストスパートと言わんばかりに精力的に活動する嵐のメンバーたち、後輩との絡みも積極的に
女性セブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン