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2017.10.06 16:00  週刊ポスト

石原真理子が伝説写真集を振り返り「日本語」への疑念語る

魔女のような衣装に身を包んだ石原真理子(撮影:小澤忠恭)

 かつて清純派女優として人気を博し、一世を風靡した石原真理子。1993年に発売された写真集『Marie!』(竹書房刊)は伝説となっているが、あれから24年の時を経て、彼女が撮影時の思い出と現在の心境を語る。

 * * *
 この写真集が発売されたのは1993年10月31日、ハロウィーンの頃でした。魔女のような衣装を選んで撮影に臨みましたが、当時の日本ではハロウィーンはまだ知られていなかったので、私が先駆けですね。とはいえ、別に悪魔のお祝いはしませんけど(笑い)。

 フランスで行なわれた撮影は1週間程度で終わりましたが、現地の雰囲気が気に入ったので、その後もパリに住み続けました。この写真集が出た後は日本を脱出しましたし、名前も変えましたよ。日本社会の“ない事ない事”語られる空間から抜け出したわけです。

 フランスの自由な空気や絵画のような世界を見て、気持ちに変化が生まれたのかも。映画や動画、カラー写真などだったら、作品の意味が変わるのでOKしていませんでした。なので、これは唯一のモノクロームな美しい水彩画のような世界になりました。

 モノクロなので、実はすべてが幻だったのかも(笑い)。あの頃色々な人が出していなければ、この無機質な絵画アートも存在しなかったでしょうね。

 写真集の発売前後も編集者への連絡は、パリ駅の公衆電話からしました。予約が2万部だとか聞いたのは覚えてますけど(笑い)。50万部近い印税を書類に書き込んだとき、「金額にゼロが1つ足りないですよ」と言われて笑い合いましたね。

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