NTTが開発した会話ロボット「Sota(ソータ)」
「日本人はスマホにしても音声認識機能を多用する文化が浸透していないので、ロボットとの会話にストレスを感じなくなり、利便性だけを享受できるようになるまでにはまだ時間がかかると思います。
ただ、来たるべき超高齢化社会に、料理でも洗濯でも次の動作を事前に知らせてくれるだけで利便性は相当高まりますし、何より寂しさを紛らわせることもできるかもしれません。この先、人間の気持ちを“忖度”して空気を読んでくれるようなロボットが登場したら、もっと自然な形でロボットと共生することができると思います」
すでに大手家電メーカーの中には、高齢者にターゲットを絞り、聞き取りにくい言葉でもきちんと認識して会話が続くよう、実証実験を繰り返しているところもある。果たして、ロボットはどこまで様々な人間のライフスタイルに寄り添うことができるか。