国内

“魔の2回生”中川郁子、武藤貴也氏らは暇で遊びすぎた

路チューが報じられた中川郁子氏(写真:時事通信フォト)

 国会は学校ではない。しかし彼らは研鑽も積まずにラクに“進級”するつもりでいる。醜聞まみれの彼らに3回生になる資格はあるのか──。

 民主党の失政に対する批判の嵐が吹きまくった2012年総選挙で大量に当選した自民党の2回生議員たちは、当選後に研鑽を積む機会をほとんど与えられず、いつの間にか議員特権と権力を当然と考えるようになってこの国の政治を狂わせている。

 台風被害の被災地視察で汚れないように“おんぶ”してもらい、「長靴業界は儲かった」とのたまった務台俊介・元復興政務官の言動は典型だろう。

 プライベートでも、議員同士で見境なく“路チュー”をする不倫カップル、重婚ストーカー、ゲス不倫、議員宿舎への愛人連れ込みなど、やりたい放題だ。

 妊娠中に夫・宮崎謙介氏がゲス不倫をしていたことが発覚し、“悲劇の妻”として同情を集めた金子恵美・前総務政務官は公用車の私的利用で批判を浴び、都内に所有するタワーマンションの1つを愛人に贈与して自分は格安の議員宿舎に住み、定期的に愛人宅に通う藤丸敏氏は「彼女とは妻と別居後に付き合い始めた。不倫じゃありません」と言ってのけた。選挙・政治制度論が専門の湯浅墾道・情報セキュリティ大学院大学教授が語る。

「不倫はあくまでプライベートな問題だが、2回生にこれだけ問題が出てくるのは、多くの遊ぶ時間があるからでしょう。議員数が多いから国会質問もなかなか回ってこない。自民党は毎朝8時から部会を開いて政策を討議しているが、出欠は自由で、秘書を代理出席させることもできる。お金はあるし、勉強より遊ぶ方が楽しい。そうして『魔の2回生』が生まれたのでしょう」

関連記事

トピックス

愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
岡田監督
【記事から消えた「お~ん」】阪神・岡田監督が囲み取材再開も、記者の“録音自粛”で「そらそうよ」や関西弁など各紙共通の表現が消滅
NEWSポストセブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
イメージカット
「有名人なりすまし広告」の類に“騙されやすい度”をチェックしてみよう
NEWSポストセブン
不倫騒動や事務所からの独立で世間の話題となった広末涼子(時事通信フォト)
《「子供たちのために…」に批判の声》広末涼子、復帰するも立ちはだかる「壁」 ”完全復活”のために今からでも遅くない「記者会見」を開く必要性
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン