両区の職員や区議がヒートアップする中、最終第4回ではついに双方の区長が登場し、誌上激論を交わした。大田区の松原忠義・区長が「お互いの意見を感情論ではなく、冷静に話し合うべき」と言うのに対し、江東区の山崎孝明・区長は、「(大田区の主張は)ふざけんな!って話だね。大田区にご理解いただいて手を下ろしてもらうしかないと思ってます」と強気の姿勢を貫いた。2人は今でも区長だが、双方が納得する道はあるのだろうか。
ちなみに江東区長は「大田区長は都議会の後輩で、個人的には『おーい、お前!』という間柄」と言っていた。まさか5年後に後輩から提訴されることになるとは……。
※週刊ポスト2017年11月17日号