赤坂御用地には亡霊が住む銀杏の木があるという(イメージ写真/アフロ)
赤坂御用地の南に位置する三笠宮邸の裏手から少し奥まった場所に、高さ10mほどの銀杏の木がある。秋になれば鮮やかに色づき、ギンナンの実を落とすが、誰もその実を口にすることはないという。
「まだ御用地が皇室に献上される前、この木の近くで若い女中が打ち首になったという言い伝えがあるんです。ですが女中は無実の罪であり、無念さから落とされた首が銀杏の幹に噛みついた。
それからこの銀杏は『歯形銀杏(はがたのいちょう)』と呼ばれるようになり、その女中の亡霊が棲みついているといわれています。実を拾って食すと、祟られて体調を崩すともいわれているんです」(宮内庁関係者)
※女性セブン2017年11月23日号