「『威風堂々』タイプは“介護してあげてるのに感謝されない”という自尊心の傷つきが怒りに転じます。また『用心堅固』タイプはそんなこというならもう介護できない!と放棄してしまう」

 そんな時にはゆっくり深呼吸して、発想を切り替えてみよう。あなたが「義父は感謝すべき」と思っているのは、一方的な「欲求」にすぎない。それに気づけば、いちいち腹を立てる必要もなくなってくるだろう。

●『威風堂々』タイプの傾向:行動力もあり面倒見もいい、リーダー的存在。しかしプライドの高さから、自己中になりがちで、上から目線な言動で周囲を威圧することも。他人に軽く扱われると腹を立てる。

●『用心堅固』タイプの傾向:愛想がよさそうに見えるが、簡単に心を開かない。そのうえ、他人へのレッテルを貼る傾向がある。必要以上に自己評価が低く、自分よりもうまくいっている人や、馴れ馴れしい人にイラつく。

【シーン3】
 引っ越しの挨拶がないことや外灯が眩しいことに腹を立て、大音量で音楽を流しながら「さっさと引っ越せ」と嫌がらせを続けた奈良の騒音おばさんを覚えている人も多いだろう。騒音に限らず、生活排水やゴミ問題など、隣人への怒りがトラブルに発展するケースは多い。

「几帳面で潔癖の気がある『博学多才』タイプも、強固な自分ルールがある『外柔内剛』タイプも、土足で人の生活に立ち入られることを極度に嫌います。一度怒りのスイッチが入ると相手を激しくののしることも」

 ゴミ漁りしてくる面倒なおばさんでも、良い所は必ずあるはず。よく観察してみよう。この人にも両親がいると考えると、少し親近感が湧くはずだ。

●『外柔内剛』タイプの傾向:見た目は温厚そうで、人に頼られることが多い。内心は自分のルールに当てはまらないことが許せず、怒りをため込む。自分の型に相手をはめ込もうとする頑固さもある。

※女性セブン2017年11月30日・12月7日号

関連記事

トピックス

遺体には電気ショックによる骨折、擦り傷などもみられた(Instagramより現在は削除済み)
《ロシア勾留中に死亡》「脳や眼球が摘出されていた」「電気ショックの火傷も…」行方不明のウクライナ女性記者(27)、返還された遺体に“激しい拷問の痕”
NEWSポストセブン
当時のスイカ頭とテンテン(c)「幽幻道士&来来!キョンシーズ コンプリートBDーBOX」発売:アット エンタテインメント
《“テンテン”のイメージが強すぎて…》キョンシー映画『幽幻道士』で一世風靡した天才子役の苦悩、女優復帰に立ちはだかった“かつての自分”と決別した理由「テンテン改名に未練はありません」
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
《ヤクザの“ドン”の葬儀》六代目山口組・司忍組長や「分裂抗争キーマン」ら大物ヤクザが稲川会・清田総裁の弔問に…「暴対法下の組葬のリアル」
NEWSポストセブン
1970~1990年代にかけてワイドショーで活躍した東海林さんは、御年90歳
《主人じゃなかったら“リポーターの東海林のり子”はいなかった》7年前に看取った夫「定年後に患ったアルコール依存症の闘病生活」子どものお弁当作りや家事を支えてくれて
NEWSポストセブン
テンテン(c)「幽幻道士&来来!キョンシーズ コンプリートBDーBOX」発売:アット エンタテインメント
《キョンシーブーム『幽幻道士』美少女子役テンテンの現在》7歳で挑んだ「チビクロとのキスシーン」の本音、キョンシーの“棺”が寝床だった過酷撮影
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚することがわかった
女優・趣里の結婚相手は“結婚詐欺疑惑”BE:FIRST三山凌輝、父の水谷豊が娘に求める「恋愛のかたち」
NEWSポストセブン
タレントで医師の西川史子。SNSは1年3ヶ月間更新されていない(写真は2009年)
《脳出血で活動休止中・西川史子の現在》昨年末に「1億円マンション売却」、勤務先クリニックは休職、SNS投稿はストップ…復帰を目指して万全の体制でリハビリ
NEWSポストセブン
中川翔子インスタグラム@shoko55mmtsより。4月に行われた「フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート2025」には10周年を皆勤賞で参加し、ラプンツェルの『自由への扉』など歌った。
【速報・中川翔子が独立&妊娠発表】 “レベル40”のバースデーライブ直前で発表となった理由
NEWSポストセブン
奈良公園で盗撮したのではないかと問題視されている写真(左)と、盗撮トラブルで“写真撮影禁止”を決断したある有名神社(左・SNSより、右・公式SNSより)
《観光地で相次ぐ“盗撮”問題》奈良・シカの次は大阪・今宮戎神社 “福娘盗撮トラブル”に苦渋の「敷地内で人物の撮影一切禁止」を決断 神社側は「ご奉仕行為の妨げとなる」
NEWSポストセブン
“凡ちゃん”こと大木凡人(ぼんど)さんにインタビュー
「仕事から帰ると家が空っぽに…」大木凡人さんが明かした13歳年下妻との“熟年離婚、部屋に残されていた1通の“手紙”
NEWSポストセブン
太田基裕に恋人が発覚(左:SNSより)
人気2.5次元俳優・太田基裕(38)が元国民的アイドルと“真剣同棲愛”「2人は絶妙な距離を空けて歩いていました」《プロアイドルならではの隠密デート》
NEWSポストセブン
『ザ・ノンフィクション』に出演し話題となった古着店オーナー・あいりさん
《“美女すぎる”でバズった下北沢の女子大生社長(20)》「お金、好きです」上京1年目で両親から借金して起業『ザ・ノンフィクション』に出演して「印象悪いよ」と言われたワケ
NEWSポストセブン