ビジネス

大前流「脳の筋トレ」 余計なお世話を繰り返すことで活性化

大前氏が実践してきた頭脳の鍛え方を紹介

 漫然と同じことを繰り返すような仕事のやり方では、自分にも会社にとってもプラスにならない。経営コンサルタントの大前研一氏が提唱するのは、時間を有効活用するための仕事のダイエットと、脳の筋トレだ。大前流の脳の筋トレ、知的なチャレンジとは何をすることなのか、同氏が解説する。

 * * *
 取り組むべきは「脳の筋トレ」、すなわち知的なチャレンジである。そのための一つの方法は、常に緊張して仕事をしなければならない環境、会社に貢献しなければならない環境に自分を追い込むことだ。

 私自身、マッキンゼー時代の常務会では、事前に確たる意見を持っていなくても、必ずその場で論理的に考えをまとめて手を挙げ、それまでの議論に反対したり、新たな提案をしたりしていた。そうすると、他の常務から反発を受けるので緊張するし、自分の意見を通すにはどう説得すればいいか必死で考えざるを得なくなる。

 さらに、大前の言うことには一理あるな、あいつの意見は聞いておこう、と相手に強く印象づけることもできる。そういう「脳の筋トレ」を繰り返していないと、グローバルビジネスの厳しい競争の中で、世界の俊英たちと伍していくことなどできないのである。

 一方、自分の成果や自分の部署の業績しか考えていない人は「ローカル・キング」と呼ばれ、グローバル企業では経営トップになれない。全社的な視野がないために脳が盲腸化し、ひいてはその社員や部署そのものが、会社の中で盲腸化するケースが多いからだ。

トピックス

NHK次期エースの林田アナ。離婚していたことがわかった
《NHK林田アナの離婚真相》「1泊2980円のネカフェに寝泊まり」元旦那のあだ名は「社長」理想とはかけ離れた夫婦生活「同僚の言葉に涙」
NEWSポストセブン
被害者の平澤俊乃さん、和久井学容疑者
《新宿タワマン刺殺》「シャンパン連発」上野のキャバクラで働いた被害女性、殺害の1か月前にSNSで意味深発言「今まで男もお金も私を幸せにしなかった」
NEWSポストセブン
米国の大手法律事務所に勤務する小室圭氏
【突然の変節】小室圭さん、これまで拒んでいた記念撮影を「OKだよ」 日本人コミュニティーと距離を縮め始めた理由
女性セブン
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
女性セブン
公式X(旧Twitter)アカウントを開設した氷川きよし(インスタグラムより)
《再始動》事務所独立の氷川きよしが公式Xアカウントを開設 芸名は継続の裏で手放した「過去」
NEWSポストセブン
現役を引退した宇野昌磨、今年1月に現役引退した本田真凜(時事通信フォト)
《電撃引退のフィギュア宇野昌磨》本田真凜との結婚より優先した「2年後の人生設計」設立した個人事務所が定めた意外な方針
NEWSポストセブン
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン
林田理沙アナ。離婚していたことがわかった(NHK公式HPより)
「ホテルやネカフェを転々」NHK・林田理沙アナ、一般男性と離婚していた「局内でも心配の声あがる」
NEWSポストセブン
中森明菜復活までの軌跡を辿る
【復活までの2392日】中森明菜の初代音楽ディレクターが語る『少女A』誕生秘話「彼女の歌で背筋に電流が走るのを感じた」
週刊ポスト
世紀の婚約発表会見は東京プリンスホテルで行われた
山口百恵さんが結婚時に意見を求めた“思い出の神社”が売りに出されていた、コロナ禍で参拝客激減 アン・ルイスの紹介でキャンディーズも解散前に相談
女性セブン
真美子夫人は「エリー・タハリ」のスーツを着用
大谷翔平、チャリティーイベントでのファッションが物議 オーバーサイズのスーツ着用で評価は散々、“ダサい”イメージ定着の危機
女性セブン
猛追するブチギレ男性店員を止める女性スタッフ
《逆カスハラ》「おい、表出ろ!」マクドナルド柏店のブチギレ男性店員はマネージャー「ヤバいのがいると言われていた」騒動の一部始終
NEWSポストセブン