代理母の仲介業者は中国内だけでなく、すでに米国などにも進出。米ロサンゼルス市内の仲介業者の事務所には代理母を雇うための依頼が毎月100件以上舞い込んでいるという。なぜ米国かといえば、これまで代理母業が盛んだったインドやタイでは政府が代理母を違法として禁止したことから、罰則規定がない米国に中国から依頼が集中しているのだ。
米国の仲介業者は北京や上海で中国人女性を対象とした不妊治療セミナーを頻繁に開催する一方、米国人の代理母を紹介する仲介業務も展開。すでに昨年は約2万人の中国人依頼者が渡米し、代理母を依頼したという。