「(1965年に)池田勇人さんが亡くなられ、後継がいなかったので、池田さんを応援していた増岡家から出ろといわれて、二番目の伯父(博之)が地盤を引き継いだんです。ところが、何度か当選したあと池田家は(勇人の娘婿の)池田行彦さんを立候補させました。すでに増岡家も呉を地盤に支持母体ができていて、引くに引けなくなってしまって定数4の議席を争うようになったのです。本当に激戦区でした」

 博之は1984年に第二次中曽根康弘内閣で厚生大臣になったものの、1993年の総選挙では落選して政界を引退する。華麗なる増岡一族についての詳細は割愛するが、池田家とも疎遠となり、立志伝中の人物である登作亡きあとは、その神通力が通用しなくなったのかもしれない。

※週刊ポスト2018年1月26日号

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