それはアメリカも同じだよ。トランプ大統領だっていつまでも北朝鮮なんかを相手にしていたくはないはず。でも、韓国に足を引っ張られて、何もできないままズルズル時間だけが経ってしまう。このままではトランプは、韓国のせいで何の成果もあげられないまま、次の大統領選を迎えることになるだろうね。それはトランプのキャリアに傷がつくということだけでなく、単純にアメリカが大きな損をするということだ。そろそろアメリカも本気で韓国に対して圧力をかけなくちゃいけないんじゃないかな。「お前がすべきは北朝鮮を叩くことだ」と知らしめないと、取り返しがつかないことになりかねない。
──女子アイスホッケーの南北合同チームは、既存の韓国代表チームに北朝鮮の選手数人を合流させる形にするとのことで、韓国代表選手の一部からは「出場機会が奪われる」と反発もあるようです。
高須:そりゃそうだ。純粋にスポーツ選手として練習してきて、晴れ舞台でプレイできると思っていたところで、いきなり政治利用されるんだからね。韓国政府がやっていることはスポーツ選手にとって本当に失礼なこと。選手を応援する気持ちなんて微塵もないんだろうな。
──韓国の李洛淵首相は、韓国女子アイスホッケー代表について「メダル圏内にはない」と発言したそうです。
高須:どうせメダルが獲れないんなら、北朝鮮の選手を入れても影響ないだろうっていうことか。これは本当に酷い。こんな政府のいいなりにならなきゃいけないなんて、韓国のスポーツ選手が不憫でならない。もっと純粋にスポーツに打ち込ませてあげたいと思うよ。韓国政府は本当に最悪。こういう選手たちを見ていると、サポートしたくなっちゃうなあ…。
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自身も学生時代にはアイスホッケーの選手をしており、女子アイスホッケー日本代表のスポンサーを務めたこともある高須院長。アイスホッケーを愛する人間として、女子アイスホッケーを政治利用する韓国政府により一層激しい怒りを抱いているのかもしれない。
【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。
昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)、『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)、『行ったり来たり 僕の札束』(小学館)など。最新刊は『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)。