◆「朝は和食」で骨が弱くなる
栄養バランスが優れた健康食として世界的に認められている「和食」。そのため朝は、ごはんに味噌汁、焼き魚、漬物といったメニューで1日をスタートさせるよう心がけている人も多いが、そこにも誤解がある。
「朝食としてはおすすめできません。味噌や醤油を多用する和食は、洋食と比べると塩分が多くなります。血液から塩分をろ過する働きを持つ腎臓は朝、活動が低下することがわかっています。その時間帯に塩分を摂りすぎると、体内に塩分が滞留してしまう。尿とともにカルシウムが流出してしまい、骨粗しょう症になるリスクを高めます」
※週刊ポスト2018年2月9日号