芸能

女子アナの五輪取材は花形だが… 平昌に限っては貧乏くじ

宇内梨沙アナも貧乏くじ?(写真:ロケットパンチ)

 極寒の中で行われ、一方でノロウイルスも流行している平昌五輪では、送り込まれた女子アナたちも「過酷な戦い」を強いられている。彼女たちが取材以外の時間を過ごすメディア村の環境も、決して恵まれたものではない。

「メディア村は2人一部屋で、TBSは上村彩子アナ(25)と同期の宇内梨沙アナ(26)が同じ部屋になっていた。宿泊している建物は五輪閉幕後に分譲マンションになる予定ですが、今は部屋のキッチンの水道もガスも使えない状態。自炊ができないため彼女たちも食堂を使わざるを得ないが、メディア村の食堂の調理師からはノロウイルス感染者が出たことも報じられている。みんな不安がっていますね。

 しかも、食堂の料理は味がいまひとつな上に料金が高い。食パン2枚にスクランブルエッグ、ベーコンが紙皿に盛られ、ペットボトルのジュースがつくだけで1万1399ウォン(約1200円)もする」(スポーツジャーナリスト)

 会場取材とスタジオ中継のため、山岳エリアにある平昌と江陵を何往復もしなければならず、各局の女子アナたちは寝る間を削る生活を送る。

「通常、五輪取材は女子アナにとって“花形”の仕事。でも、平昌に限っては“貧乏くじ”といわれている。海外出張なので1日1万円弱の出張手当は出るものの、“それでは割に合わない”ともっぱらです(各局は手当の額について「非公表」などとして答えなかった)。“行かずに済んでよかった”と中継を見ながら胸をなでおろしている女子アナも少なくない」(民放関係者)

※週刊ポスト2018年3月2日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

この日は友人とワインバルを訪れていた
《「日本人ファースト」への発言が物議》「私も覚悟持ってしゃべるわよ」TBS報道の顔・山本恵里伽アナ“インスタ大荒れ”“トシちゃん発言”でも揺るがない〈芯の強さ〉
NEWSポストセブン
亡くなった三浦春馬さんと「みたままつり」の提灯
《三浦春馬が今年も靖国に》『永遠の0』から続く縁…“春友”が灯す数多くの提灯と広がる思い「生きた証を風化させない」
NEWSポストセブン
手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《産後とは思えない》真美子さん「背中がざっくり開いたドレスの着こなし」は努力の賜物…目撃されていた「白パーカー私服での外出姿」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
女優・遠野なぎこ(45)の自宅マンションで身元不明の遺体が見つかってから2週間が経とうとしている(Instagram/ブログより)
《遠野なぎこ宅で遺体発見》“特殊清掃のリアル”を専門家が明かす 自宅はエアコンがついておらず、昼間は40℃近くに…「熱中症で死亡した場合は大変です」
NEWSポストセブン
俳優やMCなど幅広い活躍をみせる松下奈緒
《相葉雅紀がトイレに入っていたら“ゴンゴンゴン”…》松下奈緒、共演者たちが明かした意外な素顔 MC、俳優として幅広い活躍ぶり、174cmの高身長も“強み”に
NEWSポストセブン
和久井被告が法廷で“ブチギレ罵声”
【懲役15年】「ぶん殴ってでも返金させる」「そんなに刺した感触もなかった…」キャバクラ店経営女性をメッタ刺しにした和久井学被告、法廷で「後悔の念」見せず【新宿タワマン殺人・判決】
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんの「冬のホーム」が観光地化の危機
《白パーカー私服姿とは異なり…》真美子さんが1年ぶりにレッドカーペット登場、注目される“ラグジュアリーなパンツドレス姿”【大谷翔平がオールスターゲーム出場】
NEWSポストセブン
初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、初の海外公務で11月にラオスへ、王室文化が浸透しているヨーロッパ諸国ではなく、アジアの内陸国が選ばれた理由 雅子さまにも通じる国際貢献への思い 
女性セブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
《ママとパパはあなたを支える…》前田健太投手、別々で暮らす元女子アナ妻は夫の地元で地上120メートルの絶景バックに「ラグジュアリーな誕生日会の夜」
NEWSポストセブン
グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン