スポーツ
2018.04.05 11:00 週刊ポスト
乱闘経験多い山崎武司氏 故意死球は「投手の目線でわかる」

両軍がベンチを飛び出し乱闘に(共同通信社)
前年から死球を巡る因縁のあった山崎武司(楽天)とパウエル(巨人)の2人。2006年5月21日、フルスタ宮城での試合でも死球を受けて右手中指と薬指を骨折。山崎が「お前、2度目だぞ!」と指を立てて抗議。両軍がベンチを飛び出し乱闘となった。山崎氏が当時について語った。
* * *
私は乱闘好きなわけじゃなくて、売られたケンカを買っただけ。だから挑発的な外国人選手とやることが多かった。野球の発祥は米国かもしれないが、「日本の野球を舐めるんじゃないぞ」と、どんな屈強な相手にも立ち向かっていきました。
パウエルにはオリックス時代にぶつけられましたが、移籍した巨人でもやってきた。さらに2年後、ソフトバンクに移ってもぶつけてきた。3度も死球なんて狙っているとしか思えない。マウンドで首根っこ掴んでやりました。
乱闘にはお互い言い分があるし、内角の厳しいところを突いて踏み込ませないのは投手の戦術であることはわかる。だが、投手の視線を見れば、故意に狙っているかどうかはわかるものです。
私が中日時代のガルベス(巨人)との乱闘も伏線がありました。直前に中日の小島(弘務)さんが巨人の落合(博満)さんの背中に当てていた。自分たちの4番に当てられたら、相手の4番に当て返すというのが当時の鉄則なんです。だからガルベスが狙ってくるのはわかっていた。仲間には「来たら行きます」と言って打席に向かいました。
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