しかし、記念館側では「子供たちの行為はあまりにも不適当だ。他の見学者の安全もあり、今後は監視を強めていく。もし、あまりにも非常識な行為を見つけたら、注意していかざるを得ない」と強い態度で臨んでいく姿勢を示している。

 中国共産党政権の主張によれば、南京事件は1937年12月から1月までの2か月間で、南京を占領した旧日本軍が中国国民党政府軍兵士や南京市民ら中国人を虐殺、中国人犠牲者は30万人以上という。記念館は1985年に建設された。

 今回の出来事を報じた香港の英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」の書き込み欄には「愚かな親が愚かな子供を育てる」や、「子供が石を投げるべきは愚かな親に向かってだ」との意見がある一方、「子供の罪にあらず。親が無視することが問題。しっかりと子供に意義を教えるべきだ」といった意見も見られる。

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