「目に見える成功への道が提示されたことで、様々な職業の女性が出場するようになりました。もともと韓国人は健康志向が強い。街中にフィットネスジムがあり、きちんとパーソナルトレーナーが付くので、1年弱でこのような肉体を作り上げる出場者も珍しくありません」(慎氏)
韓国では性表現に関する規制が厳しく、雑誌などに水着グラビアが掲載されることはほとんどない。
「『マッスルマニア』は肉体美を競っているわけですが、セクシーさも加わっているので、男性からも注目を浴びています。大会スポンサーの健康雑誌『MAXQ』はマッスル美女が表紙を飾り、売り上げも好調です」
韓国では筋肉を鍛えることからシンデレラストーリーが始まるようだ。
◆取材・文/岡野誠
※週刊ポスト2018年5月25日号