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コンビニ惣菜高級化 なぜ1個400円のおかずが売れ続けるのか

「金の直火焼ハンバーグ」は専門店顔負けの本格的な味


 キーワードはいわば、「家族の“バラバラ食べ”」と、イイ事があったときに贅沢したくなる「プチハッピー需要」だ。

 ゴールドは「ハンバーグ1個」と「カレー1個」など、異なる種類が同時に買われることが多く、「子どもはハンバーグ、パパはカレー」と別々の食事シーンに使われていることもあると読む。

 現に一般財団法人ベターホーム協会が行ったネット調査では、既婚女性の3人に1人が「夕食に家族がそろうのは週2日以下」と回答している(20~60代既婚女性8658人対象、2017年調べ)。大人も子どもも多忙な今の時代、「家族一緒に、同じおかずを食べる」ことは難しい。そうした環境変化に冷蔵庫に入れておける個包装のおいしいおかずは重宝がられる。

 もうひとつ、「息子がサッカーの試合で勝った」「パパのプレゼンがうまくいった」など、“ちょっとイイ事”があった日に、消費者はゴールドを買う率が高いという見方がおもしろい。「ごほうび」コンセプトとピタリと合うのだ。

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