1903年頃の三省堂書店(三省堂提供)
【三省堂】
辞書や辞典、教育・学術分野の本を手がける出版社。1881年、旧旗本・亀井忠一が古書店「三省堂書店」を創業。1915年、出版部門が独立。後に印刷部門も独立し三省堂印刷に。
社名の「三省堂」は中国の古典『論語』の「学而篇」の一節「吾日三省吾身」(われ日にわが身を三省す)という言葉が由来で、「不忠、不信、不習について、日に幾度となくわが身を省みる」という意味。『論語』の「三省」は「さんせい」と読むが、社名は1889年まで「SANSHODO」と表記していた。