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牡蠣の効果的な食べ方の目安は1日10個 18個以上は要注意

牡蠣でパワーアップ

 今、ED対策と言えばバイアグラなどの経口薬が主流だが、薬には頼らずに精が付くと言われる食べ物を食べる人は少なくない。果たして食べ物でパワーを取り戻すことはできるのか? 専門家が検証し、その効果を格付けした。

【牡蠣】
 牡蠣は「セックスミネラル」とも呼ばれる亜鉛を多く含む食材の代表格だ。大阪梅田紳士クリニック院長で日本性機能学会認定専門医の平山尚氏が言う。

「その含有量は100g当たり13.2mgとされ、食材のなかでも飛び抜けて多い」

 さらに『枯れない男になる30の習慣』(幻冬舎刊)の著者で泌尿器科医の平澤精一氏は、牡蠣の効果的な食べ方についてこう話す。

「牡蠣は熱せられると亜鉛が減るので、生牡蠣が一番です。目安は1日に10個(約200g)程度。1日18個以上摂ると、亜鉛過剰症になって肝機能障害を起こす可能性があるので、食べすぎには注意してください」

◆専門家による格付け(最高は★5つ):★★★★★

【うなぎ】
 夏バテ予防で知られるが、平安時代からすでに滋養強壮に効果があるとされており、貴族たちは白蒸しにし、塩味で食したという。

「うなぎにも亜鉛が含まれており、精力増進に役立つと考えられますが、蒲焼1串(100g)当たり2.7mgで、牡蠣の6分の1ほど。医学的にはそう大きな期待はできません。ただし、うなぎは疲労回復効果のあるビタミンB系を豊富に含んでいるので、広い意味で“元気になる”という解釈も可能です」(平山医師)

◆専門家による格付け(最高は★5つ):★★

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