「世間がいうような内紛ではなく、単なる意見の食い違い……だったと思っています。ブラジル戦に勝った勢いがあって、ナイジェリア戦でもヒデさんやゾノさん(前園真聖)、城(彰二)は世界に自分をアピールしたいという気持ちがあったのでしょう。ヒデさんが“勝てる、攻撃に出よう”と主張して、ゾノさんや城が加勢した。そうした意見を聞いた上で、西野監督はチームのことを考え、勝つための決断を下した。
結局3戦目にヒデさんを外して予選敗退しましたが、西野監督は自分の決断に迷いがない人だから、後悔はないんじゃないか。今回も、大会直前までスタメンが有力視されていたベテランの槙野(智章)を外しましたが、迷いなく決めて結果につなげているのだと思います」
ただ、果敢な決断の末に、22年前は予選リーグ敗退に終わった。その経験によってポーランド戦を前に、判断に迷いが生まれはしないか──日本代表は史上初となるベスト8以上を目指すために、重大局面を迎えている。
※週刊ポスト2018年7月6日号