「柿澤には浪費癖があり、(2016年まで在籍の)楽天時代から多額の借金があったようだ。本人は“生活に困ってやった”と話している」(捜査関係者)
愚行の“代償”は大きかった。柿澤は契約解除。篠原と河野は今季中の無期限出場停止処分となった。若手番記者が語る。
「球団は“反省していることが伝われば謹慎処分を解く”としているが、二軍暮らし中の不祥事だけに、今オフの戦力外通告もあり得る。オーナーの引責辞任を招いた以上、すんなり残留できるとは思えません」
だが、ベテラン巨人番は首を傾げてこう口にした。
「二軍選手の不祥事くらいで巨人のオーナーが辞任するものなのか」
そんな“疑問”が囁かれるのには理由があるという。
「辞任会見と同じ日に公示されたキャプテン・坂本(勇人・29)の登録抹消です。前日(16日)の阪神戦で左脇腹を痛めたという診断で復帰まで1か月かかるとの説明でしたが、その試合にはフル出場しており、どのプレーで痛めたかも判然としない。“全裸動画問題と関係があるのでは”と訝る記者もいるはずです」