有楽町の「やきとりスタジアム東京」(撮影/小松 潤)
●やきとりスタジアム東京(東京・有楽町)
「焼き鳥」ではなく「やきとり」と書く。その理由は、「やきとり」と呼ばれる串料理が、地方によっては鶏肉ではなく豚肉を使うからだ。
今年6月に新装開店した『やきとりスタジアム東京』では、北は北海道・美唄から南は福岡・久留米まで、各道県精鋭7店の味でご当地やきとりを食べ比べることができる。
たとえば山口・長門では、黒かしわの手羽元(410円)を塩・胡椒で味付けし、好みでガーリックパウダーを追加する。一方、埼玉・東松山は豚かしら(302円)に味噌ダレを付けて食べるスタイルだ。
注文した串は保温用の卓上七輪に置かれ、最後まで温かいまま楽しめるのも心にくい。各地の味の競演を旅行気分で楽しみたい。
【やきとりスタジアム東京】東京都千代田区有楽町2-3-5 aune有楽町5F
・16時~23時/休みは不定休 ※テーブルチャージ500円