●炭火焼鳥専門店 八起亭(大阪・難波)
昭和32(1957)年、大阪初の地下街のオープンとともに開店した人気店。創業当時から香川県産の若鶏を使い、約60年間、同じ場所で同じ味を守り続けている。
首部分の肉を骨ごと大胆に焼き上げる「若鶏ねっく」(540円)は、創業時からの人気メニュー。土佐備長炭で焼いた表面は香ばしく、ほどよい脂身と骨回りのジューシーな肉が口の中で絡み合い、塩のみの味付けが旨みを引き立てる。
筋肉の多い部位独特の弾力ある食感も楽しい。串の反対側に爪楊枝を刺し、両手で持ってかぶりつくのがおすすめの食べ方だ。店では朝絞めの新鮮な若鶏を使用し、大半のメニューをミディアムで提供する。秘伝のタレで食す肝や皮も美味。
【炭火焼鳥専門店 八起亭】大阪府大阪市中央区難波5(「NAMBAなんなん」内)
・月~金16時~22時(L.O.)、土15時~22時(L.O.)/休みは日曜、「NAMBAなんなん」の休日に準じる ※カード不可