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2018.08.25 07:00  週刊ポスト

石川さゆり 新しいものを開拓しつつ、古いものも大切に

相棒のヘッドホンを手に

 グラビア写真界の第一人者、渡辺達生氏(69)が“人生最期の写真を笑顔で撮ろう”とのコンセプトで立ち上げた『寿影』プロジェクト。渡辺氏は、自然な笑顔を引き出すべく、撮影する人に「一品」を持ってきてもらって、それにまつわるエピソードを聞きながら撮影する。

 歌手・石川さゆり(60)が持ってきたのは、「相棒」と呼ぶ音響機器の名門ゼンハイザー製のヘッドホン「SENNHEISER HD560 ovation II」。

「スタジオのレコーディングはいつも一緒。このヘッドホンがないと石川さゆりの歌は生まれない。余韻などふくよかな音の波がしっかり耳に届いて、音そのものがやさしくてあたたかい。自分の音として体に刻まれていて、本当に愛おしい存在です。

 1990年代初頭の古いモデルを修理しながらずっと使っています。本国のドイツでないとメンテナンスができなくて、レコーディングの合間に里帰りをして、“健康チェック”をします」

 気に入ったものは丁寧に使い続ける。鳥獣戯画の扇子も修繕しながら愛用するアイテムのひとつ。

「いいものが見落とされて姿を消すのは悲しいこと。新しいものを開拓しながらも、古いものも大事に守っていきたいと考えています。自分の歌も60歳の今だからこそできる表現で、新しい表情もお届けしてみたい」

【プロフィール】いしかわ・さゆり/1958年、熊本県出身。1973年、『かくれんぼ』で歌手デビュー。代表曲『津軽海峡・冬景色』(1977年)、『天城越え』(1986年)から8月15日発売『花が咲いている』までシングルは123曲を数える

◆撮影/渡辺達生、取材・文/渡部美也

◆小学館が運営する『サライ写真館』では、写真家・渡辺達生氏があなたを撮影します。詳細は公式サイトhttps://serai.jp/seraiphoto/まで。

※週刊ポスト2018年8月31日号

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