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2018.09.07 11:00  週刊ポスト

犯罪加害者の父熱演の佐藤浩市 親心を感じさせる撮影の裏話

「父親」を語った

 わが子が殺人の罪に問われた時に親としてどう受け止めるのか──。映画『友罪』に続き、佐藤浩市は9月21日放送のドラマ『Aではない君と』(テレビ東京系)で再び薬丸岳原作の作品に出演して、加害者になった子供の父を演じている。

「加害者の父という立場は共通していますが、映画では贖罪という言葉に自分の隠れ場を見つけて逃げ込んだ父、ドラマでは打ちのめされながらも息子と向き合い続け、息子が犯した死体遺棄事件やこの先背負う人生からも逃げないことを覚悟した父として、役と向き合いました」

◆長男も俳優になった

 佐藤も息子を持つ父として、男親と子供の関係性について語る。

「無防備なくらい子供に向き合える母親と、父親は違うと思うんです。父親は愛を注ぐ一方で、家族のあり方や自分の社会的な役割などを考えてしまうもの。ドラマでは中学生の息子が犯した罪を前に、“子供の思考”を理解できていたのかを自問する。そして、理解しているつもりができてはいなかったとわかり愕然とする。これが親子だし、このドラマが持つ深さかなと感じますね」

 自身も演じながら、父としてのあり方を自らに問い直したという。

「よかれと思って親は行動するけれど、どこか子供の自尊心を無視している場合もあったかもしれない。そうした反省は子供が大きくなってから気付くこともいっぱいある。実の息子がこの作品をどう観るかなという思いはあります。まぁ、ウチはもう同業者だから“親父はこのシーンをどういう想いの中で演じたのかな”と観ちゃうんでしょうけれど」

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