今回の候補者名簿にも、上條努・サッポロホールディングス会長、佐治信忠・サントリーホールディングス会長、武者小路千家家元、スルガ銀行会長(9月に辞任)と多士済々。

 宮内氏は昨年6月に、視聴率低下に苦しむフジ社長に就任。その直前には、当時社長を務めるBSフジで「慶應OB会(卒業50年塾員招待会)のために入社式の日取りをずらした疑惑」を本誌が報じた(2017年6月2日号)。

「社長に就任した宮内氏は“非常事態宣言”を発し、20年以上続いた長寿番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』を終了させるなど古いしがらみの数々を断ち切ってきた。その経営手腕は一定の評価を受けていたんです。それなのに勝負をかけた10月改編を前に母校の選挙にご執心だったことで、若手社員を中心に“そんなことをしてる場合か”と反発が広がってしまった」(前出・フジ社員)

 宮内氏の局内での選挙運動についてフジに聞くと、「社業とは関係のないプライベートなことについてはお答えしておりません」(企業広報室)とのこと。

“票読み”より視聴率アップのほうが大事なのでは?

※週刊ポスト2018年10月5日号

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