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明治維新の立役者・佐賀藩に注目 博覧会に150万人以上

佐賀藩の教育事情が見られる「旧古賀家(リアル弘道館)」

 街を歩いていると意外なところに、石碑や史跡の看板などを見つけることはないだろうか。今は公園や住宅街になっていても、かつて歴史的な事件が起こった場所だったり、戦国武将の生家跡だったりするかもしれない。そんな歴史に触れる旅が人気だという。

 明治維新の立役者『薩長土肥』の1つ佐賀藩(肥前藩ともいう)。西郷隆盛や坂本龍馬のような大河ドラマのヒーローはいないが、この地が今、大きな注目を集めている。

 今年は明治維新から150年になることから、佐賀県では『肥前さが幕末維新博覧会』が開催中。予想を上回り、開幕から7か月で来場者数は150万人を突破したという。

 佐賀藩は幕末維新期に鉄製の大砲や実用蒸気船を製造するなど、国内最先端の科学技術を誇った。それをけん引したのが十代藩主・鍋島直正だ。

 直正は教育にも力を入れ、藩校『弘道館』を拡充。ここからは明治政府初代司法卿であった江藤新平や、総理大臣を2度務めた大隈重信などが輩出されている。

 博覧会の会場は、佐賀城公園や長崎街道沿いなどに設置されている。2019年1月14日までは特別展も実施。他にも佐賀藩に縁のある場所が多く残っている。佐賀市内には25体の偉人のモニュメントなどもあり、幕末のリアルな歴史とロマンを感じられると、今でも来場者が後を絶たない。

■旧古賀家(リアル弘道館)

 藩校『弘道館』について紹介。当時の学びをデジタル技術で疑似体験できる他、大隈重信が級友との思い出を語る姿を描いたアニメーションの上映も。
住所:佐賀市柳町3−15

徒歩1分

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