では、週に1日、2日とお酒を断つ日を設定し、肝臓などを休ませる「休肝日」を決めるのはどうか。医者からも「飲まない日」をつくるよう勧められることは多いだろう。しかし「休肝日があるからそうでない日は心おきなく飲める」と考えるのは危ない。秋津医院院長の秋津壽男医師がいう。
「休肝日は、1週間で摂取するアルコールの総量を抑える手段のひとつです。ところが中には、休肝日があることに安心し、それ以外の日に“ドカ飲み”してしまう人がいる。それでは休肝日を設定する意味がない。
大量に飲む日と一滴も飲まない日を繰り返すよりは、トータルで同じ量でも毎日飲む方が健康的です」
※週刊ポスト2018年12月7日号