2位の「杠精」は、「揚げ足を取って屁理屈を言う人」のことをいう。物事における真相や是非はどうでもよく、反対のための反論ばかりして、正しいか、間違っているかは無視して、論争のための論争を続けるという、ネット上ではありがちな人物を表している。
3位の「skr」は英語自体がもともとは車のタイヤが勢いよく回転し、煙が出て急発進する時の音。ある人気歌手がバラエティ番組で頻繁に使ったことがきっかけでブレークしたもの。
4位の「仏系」、2014年に日本のあるファッション誌が紹介した新たな男子シリーズ「仏男子」に由来している。「仏男子」とは恋愛よりも、自分ひとりの時間や自分の趣味を大切にしたいと考える傾向が強い男子のこと。中国のSNSで流行し、争いごとを好まず、勝ち負けを気にせず、自分らしいライフスタイルを保つ姿勢のことを指している。これが転じて、「仏系青年」や「仏系女子」などの言葉も生まれた。
「確認過眼神(一目見て分かった)」はもともと「目を見て確認する」という意味で、人気歌手の林俊傑(リン・ジュンジエ)の歌『醉赤壁』の歌詞「僕は眼差しで、運命の君と巡り合ったことを知った」からきており、大流行した。
6位の「官宣(公式発表)」は文字通りの意味。人気女優の趙麗穎(チャオ・リーイン)と人気俳優の馮紹峰(ウィリアム・フォン)が2018年10月、微博(ウェイボー)に「公式発表」と題して、入籍を同時に発表したことが流行のきっかけとなった。