ザ エディスターホテル京都二条の豪華朝食
2018 年12 月1日に開業した「ホテル京阪 京都八条口」は、新幹線の利用にも便利な京都駅八条口から徒歩5分の立地。観光目的のファミリーからビジネス利用など幅広い用途で利用できる「ちょうどいいホテル」をコンセプトにする。客室にはモダンなデザインの茶器が用意されお茶を嗜みつつ京気分を満喫できる。服部の湯豆腐や錦市場の打田漬物など、京都を代表する食材を朝食ブッフェで楽しめる。
朝食といえば特徴的なのが「ザ エディスターホテル京都二条」。2018年10月1日に開業したホテルで二条城前駅より徒歩3分と好立地。京都を感じさせる和の温かみを演出しつつ、大人のスタイリッシュ空間というワードが似合うホテルだ。
通常、ブッフェまたは定食というケースがほとんどのビジネスホテル朝食であるが、こちらはなんとお弁当。京のおばんざい&炊き込みご飯が詰まった弁当箱は客室へ持って行くことも可能。味噌汁もテイクアウトできる。
構造が画一的なカプセルホテルの場合、京都フィーチャーはビジネスホテルほどではなさそうだ。2018年4月18日に開業した「豪華カプセルホテル安心お宿プレミア京都四条烏丸店」は、東京で人気を博した施設が京都へ進出したブランド。そもそもバリのリゾートがイメージのブランドだけに“京の雅”との親和性は高くない。
それでも京都茶での出迎えをはじめ、老舗京料理店とのコラボで「京会席料理付き宿泊プラン」など提供しており、カプセルホテルとしては大胆なプランといえる。他方、人気観光都市とあってか“親子宿泊プラン”を提供。男女別のセキュリティが基本のカプセルホテルにあって家族で利用できるカプセルベッドエリアとは異色。無料の朝食は「野菜ごろごろ朝カレー&焼きたてパン」で京朝食とは無縁だ。
そもそも周囲エリアそのものが「ザ・京都」なので、“宿泊にまで京都をフィーチーしなくても良いのでは?”という「脱・京都」の傾向も見られはじめた。