■塩もみして冷凍する(白菜、キャベツ、きゅうり、ゴーヤーなど)
【1】料理に合わせて切る
鍋料理に入れる場合は大きめに、和えものやサラダにする場合は小さめに切ると使いやすい。ただし、塩もみをするとカサが減るため、少し大きめに切るのを意識するとよい。
【2】塩と水を入れてもむ
【1】で切った白菜をボウルに入れ、白菜の重さの2%を目安に塩を振る。さらに、塩を溶かすための水を大さじ1~2ほど入れて、両手でもみ混ぜる。
【3】水気を絞ってビニール袋へ入れる
塩が全体に行き渡るように混ぜたら、水気をよく絞ってからビニール袋に入れる。解凍後に漬けものなど生で使う場合は、一度味見をして塩辛ければ洗い流して塩気を抜くとよい。
【4】平らにならして冷凍する
野菜を入れたビニール袋を平らな場所に置き、手のひらで押しつぶすようにして可能な限り空気を抜いてから、袋の口を固く結ぶ。まんべんなく冷凍できるよう、野菜は重ならないように平たく入れるのがコツ。
■そのまま生で冷凍する(大根、にんじん、しいたけ、ピーマンなど)
大根はいちょう切りや半月切りにして密閉する
大根を鍋料理や煮ものに使用したいなら、いちょう切りや半月切りにして冷凍しておくと重宝する。いちょう切りにする場合、輪切りを半分に、さらに縦方向に切り、その後切り口を揃えて3~4mmほどの厚さで薄切りにする。ほかにも、ごぼうやれんこんなどの根菜類や、しいたけなどのきのこ類も生のまま冷凍が可能。根菜類は薄切りに、きのこ類は石突きを取りほぐすだけなので簡単。根菜類を冷凍すると、シャキシャキした食感は失われる半面、解凍後はやわらかくなり、味が染み込みやすくなるメリットも。小さめに切っておくと調理の際の時短に一役買う。
※女性セブン2019年2月7日号