「カネがないなら死ね」と追い込まれた
聖子さんは結局、自分の誕生日まで店に呼ばれて、「ハッと目が覚めた」と言う。今では「バカみたい」と笑う。
「この子はお金を使うと見れば、ホストは“本営(本カノ営業)”をかけます。バースデーには『彼女のお前にしか頼めない』ってドーンと使わせます。店に『掛け(借金)』をさせて、風俗とかアダルトビデオの仕事を紹介するんです。
そのために、肉体関係も持つし、半同棲だってする。回収しながら店に通わせて、また『掛け』を作らせる。そうして、飛ばない(失踪しない)ように、降りない(飛び降りない)ように管理するんです。遊んでいない真面目な学生ほどやりやすい。そして、ホストはかわいい子を狙います。風俗に流し(紹介し)やすいから」(現役ホスト)
風俗店に女性を紹介したホストには、その売り上げから一定割合がキックバックされる仕組みも一部にあるという。
※女性セブン2019年2月7日号