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平成に消えたモノ図鑑 ポケベル、ワープロ、FDやGコードも

財布に必ず入れていた「テレカ」(共同通信社)

 あと3か月あまりで平成の歴史に幕が下りる。平成元年(1989年)にはよく見かけた流行の商品が、今やすっかり「過去の遺物」──ということも実は多い。

 平成の30年間で最も大きく変わったのは通信環境だろう。平成初期はスマホどころかガラケーも珍しかった時代。若者やビジネスマンはポケベルとテレホンカードを携帯していた。

「ポケベルが鳴ったら、すぐ近くの公衆電話を探して……の繰り返しでしたね。都心の喫茶店にある公衆電話には、よく行列ができていた」(58歳・会社員)

 ちなみに、ピーク時には1000万台以上の契約数があったポケベルは、CMキャラクターに起用された広末涼子が大ブレイク。テレホンカードは最盛期には年間4億枚以上発行され、150万種以上が流通した。現在も貴重なテレカはプレミア価格で取引される。

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