即位礼正殿の儀でお言葉を述べる(1990年11月12日)。手前は海部俊樹首相

●1996年12月19日・63歳の誕生日会見

 戦争を遠い過去のものとしてとらえている人々が多くなった今日、沖縄を訪れる少しでも多くの人々がサンゴ礁に囲まれた島と美しい海で大勢の人々の血が流された沖縄の歴史に思いを致すことを願っています。

●1989年8月4日・御即位にあたっての記者会見

 憲法に定められた天皇の在り方を念頭に置き、天皇の務めを果たしていきたいと思っております。

 国民の幸福を念じられた昭和天皇を始めとする古くからの天皇のことに思いを致すとともに、現代にふさわしい皇室の在り方を求めていきたいと思っております。

●2011年3月16日・東日本大震災の被災地に向けてテレビ会見

 現在、国を挙げての救援活動が進められていますが、厳しい寒さの中で、多くの人々が、食糧、飲料水、燃料などの不足により、極めて苦しい避難生活を余儀なくされています。(略)

 そして、何にも増して、この大災害を生き抜き、被災者としての自らを励ましつつ、これからの日々を生きようとしている人々の雄々しさに深く胸を打たれています。

●2015年4月8日・パラオ共和国にて

 ここパラオの地において、私どもは先の戦争で亡くなったすべての人々を追悼し、その遺族の歩んできた苦難の道をしのびたいと思います。

※SAPIO2019年4月号

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