炭化した焦げは天日干しで乾燥させる
◆炭化した焦げは天日干しで乾燥させる
日常的につく茶色い焦げを放置しておくと、それらが燃えて炭化し、真っ黒な焦げへと変化してしまう。炭化した焦げは層になって厚みが出ているため、重曹を使った方法では1回で落ちないことが多い。その場合は、天日干しをしてさらに炭化させ、パリパリに固めてから削り落とすのが効果的である。
【1】直射日光に当てる
ベランダなどの日の当たる屋外に、焦げついた部分に日光が直角に当たるよう、鍋底に物をかませて置く。
【2】焦げを乾燥させて取る
焦げの状態にもよるが、1~3日ほど天日干しをする。爪で落とせるくらいパリパリの状態になったら、ヘラなどで削り取る。
◆鉄鍋はからだきで焼き切る
鉄鍋は熱伝導がよく丈夫で加工が剥げないため、からだきをして焦げを焼き切るのが有効。天日干しと同じく、焦げをさらに炭化させることで落としやすくなる。水分を使わないので、錆びる心配もない。
コツは、強火にかけ、鍋近くの空気が温まって白い煙が見えるまでからだきすること。すぐに火を消し、フライ返しなどで焦げを取って水洗いをし、拭こう。
※女性セブン2019年4月25日号