• TOP
  • ライフ
  • 独り言、内容によっては認知症の傾向認められるものもアリ

ライフ

2019.04.18 07:00  週刊ポスト

独り言、内容によっては認知症の傾向認められるものもアリ

つい出てしまう独り言は認知症のサイン?

 家族や知人に教えられて初めて、自分が「独り言」を口にしていたと自覚する人は多い。一口に独り言と言っても、その内容によって、プラスにもマイナスにも働く。独り言の内容によっては、すでに認知症の傾向が認められるものもある。

 神奈川歯科大学附属病院の認知症・高齢者総合内科教授の眞鍋雄太氏が例を挙げる。

「“君は誰?”“どうしたの?”と、誰かと会話しているような独り言の場合、レビー小体型認知症が疑われます。また、自宅にいるのにあたかも今職場にいるような独り言を言うなど、本人が置かれた状況に合わない言葉があるケースでは、せん妄(意識混濁)が考えられます。

“あれ、財布どうしたっけな?”“免許証どこにしまったっけ?”といったような独り言は、内容よりも頻度が問題となってきます。1日1~2回なら心配ないでしょうが、それ以上の頻度になると、認知症の前段階にあたる『軽度認知障害』の可能性も考えられます」(同前)

 脈絡なく怒りや悲しみの感情が込められていたり、暴力的な内容の独り言は、うつ症状による場合もあるという。

※週刊ポスト2019年4月26日号

関連記事

トピックス