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2019.04.26 16:00  週刊ポスト

がん「ステージ0」でも診断可能に 最新検査CanTectとは

◆見えないリスクを可視化

 この検査の大きな特徴は、「後天的な遺伝子の変化」を調べることだ。

「一般的な遺伝子検査では、親から引き継いだ先天的な遺伝子を調べますが、ほとんどの人の遺伝子は生活習慣や生活環境、加齢などで変異します。CanTect遺伝子検査は、そうした後天的な変化の後の遺伝子を調べて潜在的ながんリスクを評価するものであり、“今現在抱えるリスク”を把握できます。もちろん完璧な検査ではありませんが、がんの超早期リスクを確認できるメリットは大きい」(佐藤医師)

 血液を20ccほど採取して検査機関に提出し、約1か月後に発がんリスクや予防管理についてまとめた検査結果のレポートを受け取る。

「見えないリスクを可視化することで、医師としても『生活習慣のここを見直して、将来的にがんを発症するリスクを下げましょう』という具体的なアドバイスができます。仮に大きな異常があった場合は、画像診断や病理診断に進みます」(佐藤医師)

 宇都宮セントラルクリニックでは、CanTect遺伝子検査にかかる費用は9万8000円(3項目)だ。より詳細に調べる場合には15万5000円(4項目)かかる。検査期間は3項目で21日、4項目の場合は28日。検査前の準備は特になし、だ。

「採血するだけなので、誰でも安全に検査を受けられます。遺伝子は変化するので、繰り返し検査して観察することが望ましいです」(佐藤医師)

※週刊ポスト2019年5月3・10日号

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