ライフ

予約困難店のトマトパスタゆずこしょう風味、そのレシピ

フレッシュトマトのスパゲティ ゆずこしょう風味(撮影/市瀬真以)

 なかなか予約が取れない名店が、門外不出のレシピを家庭でも味わってほしいとこっそり教えてくれました。薪窯で焼く牛肉をメインにしたコーススタイルで、ミシュランを獲得したイタリアンの「TACUBO」(東京・恵比寿)。店主の田窪大祐さんは、パスタも手打ちし、素材の味を引き出す。

「店のトマトパスタにはレモンの皮を使いますが、今回は旨みや塩味もあるゆずこしょうを使います。香りが飛ばないように加熱の終盤に加えたり、上質なオリーブオイルに溶いて和えたりするのがポイント。

 麺はアルデンテにしようと表示より数分短く茹でる人が多いのですが、硬すぎる麺はソースから水分を奪い、麺はモソモソ、ソースは干からびてしまいます。30秒早めるくらいで充分です」

【材料】
スパゲッティ…180g 
トマト…4個 
にんにく(みじん切り)・オリーブオイル…各大さじ1 
塩…少量 
トマトペースト…大さじ3強 
ゆずこしょう…小さじ1と1/3 
ゆずの皮(粗削り)・イタリアンパセリ(粗みじん切り)…各適量

【A】
オリーブオイル…大さじ2
ゆずこしょう…小さじ1と1/3

【作り方】
【1】トマトは湯むきし、ひと口大に切る。

【2】フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火できつね色になるまで炒める。

【3】【2】に【1】と塩を加え、軽く潰しながら形が少し残る程度に煮詰める。

【4】【3】にトマトペーストを加え、なじんだらゆずこしょうを混ぜ、火を止める。
【5】鍋に湯を沸かし、塩適量(分量外)とスパゲッティを入れて茹で、表示時間の約30秒前にざるに上げる。

【6】【4】を再び火にかけ、【5】を加えて和え、器に盛る。合わせた【A】をかけ、ゆずの皮とイタリアンパセリを散らす。

【店舗Profile】
TACUBO
住所:東京都渋谷区恵比寿西2-13-16・1階
休み:日曜(日曜が祝日の場合は営業し、翌日休) 
料理:1万2000円~ 
予約方法:電話または専用サイト

※女性セブン2019年5月9・16日号

関連キーワード

トピックス

10月に公然わいせつ罪で逮捕された草間リチャード敬太被告
《グループ脱退を発表》「Aぇ! group」草間リチャード敬太、逮捕直前に見せていた「マスク姿での奇行」 公然わいせつで略式起訴【マスク姿で周囲を徘徊】
NEWSポストセブン
65歳ストーカー女性からの被害状況を明かした中村敬斗(時事通信フォト)
《恐怖の粘着メッセージ》中村敬斗選手(25)へのつきまといで65歳の女が逮捕 容疑者がインスタ投稿していた「愛の言葉」 SNS時代の深刻なストーカー被害
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
「はい!お付き合いしています」水上恒司(26)が“秒速回答、背景にあった恋愛哲学「ごまかすのは相手に失礼」
NEWSポストセブン
三田寛子と能條愛未は同じアイドル出身(右は時事通信)
《梨園に誕生する元アイドルの嫁姑》三田寛子と能條愛未の関係はうまくいくか? 乃木坂46時代の経験も強み、義母に素直に甘えられるかがカギに
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(クマの画像はサンプルです/2023年秋田県でクマに襲われ負傷した男性)
ヒグマが自動車事故と同等の力で夫の皮膚や体内組織を損傷…60代夫婦が「熊の通り道」で直面した“衝撃の恐怖体験”《2000年代に発生したクマ被害》
NEWSポストセブン
対談を行った歌人の俵万智さんと動物言語学者の鈴木俊貴さん
歌人・俵万智さんと「鳥の言葉がわかる」鈴木俊貴さんが送る令和の子どもたちへメッセージ「体験を言葉で振り返る時間こそが人間のいとなみ」【特別対談】
NEWSポストセブン
大谷翔平選手、妻・真美子さんの“デコピンコーデ”が話題に(Xより)
《大谷選手の隣で“控えめ”スマイル》真美子さん、MVP受賞の場で披露の“デコピン色ワンピ”は入手困難品…ブランドが回答「ブティックにも一般のお客様から問い合わせを頂いています」
NEWSポストセブン
佳子さまの“ショッキングピンク”のドレスが話題に(時事通信フォト)
《5万円超の“蛍光ピンク服”》佳子さまがお召しになった“推しブランド”…過去にもロイヤルブルーの “イロチ”ドレス、ブラジル訪問では「カメリアワンピース」が話題に
NEWSポストセブン
「横浜アンパンマンこどもミュージアム」でパパ同士のケンカが拡散された(目撃者提供)
《フル動画入手》アンパンマンショー“パパ同士のケンカ”のきっかけは戦慄の頭突き…目撃者が語る 施設側は「今後もスタッフ一丸となって対応」
NEWSポストセブン
大谷翔平を支え続けた真美子さん
《大谷翔平よりもスゴイ?》真美子さんの完璧“MVP妻”伝説「奥様会へのお土産は1万5000円のケーキ」「パレードでスポンサー企業のペットボトル」…“夫婦でCM共演”への期待も
週刊ポスト
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
【本人が語った「大事な存在」】水上恒司(26)、初ロマンスは“マギー似”の年上女性 直撃に「別に隠すようなことではないと思うので」と堂々宣言
NEWSポストセブン
劉勁松・中国外務省アジア局長(時事通信フォト)
「普段はそういったことはしない人」中国外交官の“両手ポケットイン”動画が拡散、日本側に「頭下げ」疑惑…中国側の“パフォーマンス”との見方も
NEWSポストセブン