あなたはどのタイミングで「働く年金カット」から解放されるか
次に、現在63歳以上の世代は2021年に65歳に達して厚生年金の満額受給(標準モデルで月額約15.5万円)が始まる。現行制度では月給38万円以上稼ぐと報酬比例部分(月額約9万円)と合わせた「月給+年金」が47万円を超えて年金減額の対象となるが、在老が廃止されればこの制限がなくなる。
65歳を過ぎてからも年金をもらいながらフルタイムで働き、仮に月給40万円近く稼ぐことができれば、年金を合わせた月収50万円超という心強い収入が視野に入る。
※週刊ポスト2019年6月28日号