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老人性難聴は喫煙や紫外線も原因に、関西弁で脳の刺激を

川越耳科学クリニック院長の坂田英明氏

 健康診断にあたって気にするポイントは、血圧や血糖値の数値のほか、内臓の疾患、あるいは目や歯の異常といったところだろう。しかし、「聴力」についてはそこまで問題視されていないかもしれない。だが、「老人性難聴」は“忘れっぽくなった”、“言うことを聴かなくなった”と思われてしまいやすい。聞こえないからイライラするようになって“怒りっぽくなった”との評判を生むこともある。また認知症の発症リスクの1位は年齢だが、実は2位は難聴。難聴は決して放置すべきではない。

 川越耳科学クリニック院長で『あぶない! 聞こえの悪さがボケの始まり』著者の坂田英明氏はまず、難聴に繋がる生活習慣の見直しから始めるべきだとアドバイスする。カフェインの摂り過ぎ、座りっぱなし、慢性的な睡眠不足、メタボ体型などはよくないという。

「老人性難聴を引き起こす原因となる『活性酸素』は、喫煙や暴飲暴食によって体内で増えていきますが、意外なところでは紫外線を浴びることも原因になりますので、日中の外出には注意が必要です。

 また、自律神経の乱れも難聴の原因となりやすいため、睡眠をしっかり取ることも重要です。神経毒性の強い化学物質が含まれているヘアカラー(毛染め液)の場合、神経が障害されるため難聴になるリスクを高めることがある。白髪染めを使っている人は成分をチェックしてください」

 その上で坂田氏は、日常生活の中で簡単に実践できる、“耳を鍛える”方法を教えてくれた。

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