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両隣の歯を削らずに済む「部分入れ歯」に3つの注意点

抜歯後のベストな治療は、インプラントか部分入れ歯か、それとも…?

 満80歳で20本以上の歯を残そうという「8020運動」を国が推進するようになって30年が経つが、2017年調査でようやく50%を達成したところだ。多くの人が虫歯や歯周病で歯を抜かなくてはならない時がくることが予想されるが、患者には複数の選択肢がある。そのうちのひとつ「部分入れ歯」について、『やってはいけない歯科治療』著者の岩澤倫彦氏が、注意点をリポートする。

 * * *
「部分入れ歯」は両隣の歯を削らずに済むが、噛む力は健全歯の6割程度、取り外して洗浄する手間が発生、金属製のバネ(クラスプ)をかけた部分が虫歯になりやすい、などのデメリットもある。

 入れ歯製作の指導者として知られる、村岡秀明氏(むらおか歯科・千葉県市川)は、次の注意点を挙げた。

【注意点(1)いい入れ歯にするには「調整」が不可欠】

 名人と言われる歯科医でも、ぴったりした入れ歯は、調整の繰り返しによって実現する。

「痛い、噛めない」場合でも、細かな調整によって解決することもあるので、違和感や問題がある時は、歯科医に相談してほしい。

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