ライフ

理想の大便 「水にプカプカと浮く」「酸っぱい匂いがする」

浮くか沈むかも重要なポイント(イラスト/ニシノアポロ)

 大便は、数々の病気リスクを伝える貴重な健康のバロメーターだ。それゆえ、毎日の観察=「観便」が大切なのだ。大便研究の第一人者で、おおたけ消化器内科クリニック院長の大竹真一郎氏がいう。

「人間は口から肛門まで、消化器官でつながっている。大便はその状態を如実に示します。どこかの部位に異常があれば、大便の異変となって現われるのです」

 とりわけ胃から大腸にかけては、がん、潰瘍など、心配な疾病が発生しやすい場所でもある。それゆえ、毎日の観察=「観便」が大切だと大竹氏は力説する。

「とくに高齢者になるほど、腸内環境が悪化し、悪玉菌が増えて匂いがきつくなる、一気に出ずに残便感があるなど、異変が現われやすい。観便は、知られざる病気リスクを発見するうえで、最も簡単にして明快な方法です」

 では、“理想の大便”はどのようなものなのか。大竹氏によれば、それは「水に浮く」ものだという。

「健康の人の大便は8割が水分でできています。残りの2割は小腸の粘膜がはがれ落ちたもの、消化されなかった食物、腸内細菌の死骸などです。ちょうどよく水分を含んだ大便は、軟らかすぎず硬すぎず、水にプカプカと浮いている。そんな大便が出ていれば、腸内環境は良好と考えられます」(大竹氏)

関連記事

トピックス

松岡茉優と有岡大貴
【8年交際の全貌】Hey!Say!JUMP有岡大貴と松岡茉優が結婚「この春、引っ越した超こだわりの新居」
NEWSポストセブン
中村芝翫と三田寛子
《愛人との半同棲先で修羅場》それでも三田寛子が中村芝翫から離れない理由「夫婦をつなぎとめる一通の手紙」
NEWSポストセブン
佳子さま
【不適切なクレームが増加?】佳子さまがギリシャ訪問中に着用のプチプライス“ロイヤルブルーのニット”が完売 それでもブランドが喜べない理由
女性セブン
杏が日本で入院していた
杏が日本で極秘入院、ワンオペ育児と仕事で限界に ひっきりなしに仕事のオファーも数日間の休みを決断か
女性セブン
渡部建
「夫婦生活に大切なものが3つあります」アンジャッシュ渡部建、新ビジネス「結婚式VTR」でのスピーチ内容が反響呼びオファー殺到
NEWSポストセブン
中村芝翫と三田寛子(インスタグラムより)
《三田寛子が中村芝翫の愛人との“半同棲先”に突入》「もっとしっかりしなさいよ!」修羅場に響いた妻の怒声、4度目不倫に“仏の顔も3度まで”
NEWSポストセブン
活動を休止中のもたいまさこ、今秋ドラマ主演予定の小林聡美
《3年間女優活動ナシ》もたいまさこの復帰願う小林聡美、所属事務所が「終活」で第二の旅立ちへ
NEWSポストセブン
中村七之助の熱愛が発覚
【独占スクープ】中村七之助が京都のナンバーワン芸妓と熱愛、家族公認の仲 本人は「芸達者ですし、真面目なかた」と認める
女性セブン
田村瑠奈被告
【戦慄の寝室】瑠奈被告(30)は「目玉入りのガラス瓶、見て!」と母の寝床近くに置き…「頭部からくり抜かれた眼球」浩子被告は耐えられず ススキノ事件初公判
NEWSポストセブン
日本中を震撼させた事件の初公判が行われた
【絶望の浴室】瑠奈被告(30)が「おじさんの頭持って帰ってきた」…頭部を見た母は「この世の地獄がここにある」 ススキノ事件初公判
NEWSポストセブン
ワキ汗が気になる季節がやってきた(PIXTA)
暑い夏、気になるワキ汗…「汗が出る部分を眠らせる新技術」を発見したマンダムの“タフすぎる研究員たち”
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 名古屋にも抜かれる「大阪沈没」衝撃予測ほか
「週刊ポスト」本日発売! 名古屋にも抜かれる「大阪沈没」衝撃予測ほか
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告
【父親とSMプレイの練習していた】瑠奈被告(30)の「女王様になりたい」に従った従順な両親の罪
NEWSポストセブン