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プロマジシャンの道を歩き始めた御寺ゆき・24歳の挑戦と苦労

プロマジシャンの御寺ゆき

『MAGIC TOKYO O』(東京・六本木)では、美女マジシャン・御寺ゆき(24)が訪れる客を夜ごと不思議な世界に誘っている。週2~3回ステージに立ち、客席を回って目の前でも手品を披露。見事な技術に、観客からは驚きの声が上がる。

 彼女がマジシャンとして活動を始めたのは2016年から。

「高校で吹奏楽部に所属していて、それがきっかけでステージに立って人前で何かを披露することの楽しさを知り、タレントになりたいと思ったんです。それで芸能事務所に所属したんですが、そこにマジシャンの方がいて、“マジックをやってみない?”と誘われて」

 マジックの知識はほとんどなかった。しかし客として訪れたマジックバーが、彼女の転機となる。

「初めてショーを見たとき、魔法だと思いましたね。言葉がなくても人を感動させられる、こんなに魅力的なパフォーマンスがあるんだ、と」

 それから1日8時間、ひたすら鏡の前で練習する日々が続いた。現在の持ちネタは100個ほど。大がかりなイリュージョンから、テーブルマジックまで幅広く行なう。

「正直、技術面では女性は男性に比べて不利なんです。握力が弱く、手も小さいので。でも一番大切なのはいかにお客様を楽しませられるかということ。現場で学ぶことは多いですよ」

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