では患者としては、医者の機嫌を損ねないようにすればよいのか。それは違う。ここで必要なのは、医者側の「おっ、いま陰性感情が起きてるな」と気づく余裕だ。そう考えれば、名医とは高学歴とか論文の数が多いとかには関係なく、どんなに忙しい臨床の場でもキリキリしすぎずにどこかリラックスした表情で仕事をしている人、ということになるのではないか。
私は医者としても、患者として医療を受ける側としても、この本から様々なヒントを手に入れた。
※週刊ポスト2019年7月19・26日号
では患者としては、医者の機嫌を損ねないようにすればよいのか。それは違う。ここで必要なのは、医者側の「おっ、いま陰性感情が起きてるな」と気づく余裕だ。そう考えれば、名医とは高学歴とか論文の数が多いとかには関係なく、どんなに忙しい臨床の場でもキリキリしすぎずにどこかリラックスした表情で仕事をしている人、ということになるのではないか。
私は医者としても、患者として医療を受ける側としても、この本から様々なヒントを手に入れた。
※週刊ポスト2019年7月19・26日号