熱中症かもと思ったらチェックを
自分で補給できない場合には、医療機関へ連れていき、付添人が状況を説明するのだ。どちらにしても、症状が出ていて呼びかけに応じられなかったら緊急性が高いと覚えておこう。
熱中症そのものを防ぐには、屋内だろうと蒸し暑い場所での作業は控えるのがベスト。外出しないといけない場合は、麻や綿など汗の吸水・通気性のよい服を選び、日差しを遮る効果のある長袖を羽織る、帽子をかぶるなどで対策を。そして、日傘や扇子、飲料を持ち歩こう。
「塩分と糖分をバランスよく含んだ経口補水液やスポーツドリンクは、体に素早く水分を吸収させるのに効果的なので、水やお茶ではなく、なるべくこういった飲料を持ち歩きましょう」
なお、頭から水をかけると窒息などの恐れがあるので厳禁。また、介助して水分を摂らせる時は誤嚥に気をつけること。水分はのどが渇く前に、少量ずつこまめに摂るのがおすすめだ。
※女性セブン2019年8月1日号