「男性講師にときめいた」と話す内藤みかさん
◆すべて英語で行われるので、リスニング力は上がる
レッスンはまず季節の挨拶や雑談でリラックスしてから学習に入ることが多いのですが、私はこの雑談が最初とても苦手で、気が重く、なかなか予約する気持ちになれませんでした。なぜなら、すべて英語でやり取りするので、最初のうちは向こうが何を言っているのかさっぱり分からず、ひたすら愛想笑いでごまかしていたため、苦痛でしかなかったのです。
なにしろ外国人講師はほとんど日本語ができません。必然的にすべてが英語で行われるので、全身を耳にして集中して聞き取り、頑張るしかないのです。けれど、回数をこなすうちに「最近はどんな映画を観たの? そのあらすじはどんなもの?」などという質問も聞き取れ、答えられるようになってきました。先日受けたTOEICでもリーディングよりリスニングの点数のほうが100点近く高くなったので、リスニングの力は確実についたのではないでしょうか。
◆異性の講師を選ぶとチャットも楽しい
レッスンは講師を指名できます。しかし毎回同じ講師を指名するのはなかなか難しいもの。講師も毎日同じ時間に待機しているとは限らないし、人気の先生はすぐに枠が埋まってしまうのです。最近はかなり講師の数も増え、どの人を選べばいいのか困るほど(大手DMM英会話は6500人もの講師がいるとのこと)。迷った末、私は若いフィリピン人男性講師ばかりを指名するようになりました。
講師を異性にするだけで、私の生活に変化が出たのです。まず、動画チャットが始まる前に綺麗な服を着て、髪をとかし、軽くお化粧までしてしまいます。また、講師は口が達者で「君は全然太ってないよ」などとおだててくれるので、男性に優しくされ慣れていない私のような女には、オンラインデートをしているような錯覚を起こしてしまいそう。
もしかしたら、こんなときめきと共にレッスンをしている女性は他にもいるかもしれませんね。イケメン講師揃いのオンライン英会話教室が誕生したら、女性に大人気になるかもしれません。